ゼリアード:Part 27(最終回)

「正々堂々勝負せんかい!」の巻

ついに魔王とタイマン勝負です!









http://www.youtube.com/view_play_list?p=23D9AD2F7D353BC5

雑記 (動画を見てからどうぞ)

初めての魔王戦は,意外に善戦し追い詰めたものの,あと一歩のところで回復モードに入られ惜敗。魔王はあまり正々堂々とした漢ではなく,現れては消えを繰り返し,さらには体力が減ると逃げながら回復するという,みっともない戦い方をするヤツでした。

ボス直前のアルガイエンは,なぜか何度でも蘇るようです。そういえば「無限の命を与えられている」みたいなことを,町の人が言っていましたね。ま,完全なパターン化が出来たので,ほとんどダメージを受けずに倒せるんで,問題はないのですが…

2度目の魔王戦は,いくつか作戦を考えるも,戦果としては1回目より思わしくないものでした。とはいっても,ドラゴン戦の時のように,圧倒的な火力で瞬殺されるといった感じではないので,さほど強く感じませんね。

そして3回目。2回目の動画を見直し,作戦に修正を加え臨んだところ,割とあっけなく撃破しちゃいました。回復モードに入った魔王のパターン化は出来ていませんが,回復の暇を与えないようにどんどん攻撃していけば良さそうですね。

ということで,めでたく感動のエンディングを迎えました! いやぁ長かった。全27回ですよ。ホントに長かった…。それにしても,こんな言い方はなんですが「面白かった」ですね。総評はこの後まとめるとして,ProjectEGGで購入すればどなたでも遊べますので,興味を持たれた方は是非ともやってみて欲しいゲームです。

それでは次なるゲームでお会いしましょ~。バイ!

ゼリアード総評

ようやく終了したゼリアードですが,最後に良かったところと悪いと感じたところをまとめておきましょう。


【良かったところ】

シンプルなゲームシステム

冒険の目的も,ダンジョン内で行う小目標も,基本的には非常に明瞭で,ブレがありませんでした。ゲームが進行してもルールが変わらないので,戸惑うこともなく,しっかりとゲームの本質を楽しむことが出来ました。
全てがゲームの為の世界

ダンジョンマップはもちろんのこと,敵の配置や町の人々に至るまで,全てがゲームの為に作られており,無駄なモノはひとつもないといった感じでした。
硬派な難易度

これは賛否の分かれるところですが,この難易度は正解だったと思います。このゲームは,言ってしまえば「面クリアゲーム」です。次第にレベルアップするダンジョンを,Lv.1から順にクリアし,全8ステージ全てを攻略する,それだけのゲームです。ストーリーやその他のイベントを楽しむ要素は一切ありません。いわば魔王が用意した巨大迷路のアトラクションを,順に制覇していくような感じです。そういうゲームだからこそ,この難易度が生きてくると思うのです。


ダンジョンをくまなく探索し,苦労してマップを書き,ボスとは何度も戦い攻略法を探る…,そういう努力をした上で得られるクリアの喜び,これは正に「すってはっくん」のようなパズルと共通するものがあります。最近のゲームは,誰にでも苦労なく楽しめるようなゲームバランスが主流で,こういった喜びが感じられることは少ないように思います。気軽に始められることは悪くはないのですが,エンディングまで一度も本気を出す必要がなく,ほぼボタンの連打で終わってしまうようなゲームでは,やはり拍子抜けというもの。やはりゲームは,チャレンジする価値のある大きな山であって欲しいと思います


【悪かったところ】

アクションの操作性

アクションRPGであるはずなのに,アクションの操作性は必ずしもよくありません。特にジャンプの制御や,ジャンプ中にロープに掴まったりといった部分で,非常にシビアな操作が要求され,ストレスを感じる場面も多くありました。当時のPCの性能から言っても,滑らかな動きは難しいでしょうが,もう少し入力の判定を甘くしたり,失敗のリカバリを容易にしたりした方が良かったかもしれません。
魔法の個性の無さ

せっかく使用できる魔法なのですが,それぞれの種類に個性が無く,新しいものを入手したら古いものは使わなくなってしまうことがほとんどです。もっと魔法を個性的にし,「○○の敵にはこの魔法」や,「○○の仕掛けはこの魔法でクリア」などと言ったことがあれば,もっと深みが出たでしょう。
コンティニューポイント

ダンジョン内のセーブポイント,コンティニューポイントが町にしか無く,死亡するとまた振り出しに戻されるシステムは,少し意地が悪すぎるのではないかと思います。広いダンジョンであれば,中間地点のようなモノを用意し,死んでもそこから再開可能にすれば良かったのではないでしょうか?


ということで,以上を総合的に評価し,10点満点で8点を献上しましょう

11 コメント:

jony さんのコメント...
2010年7月24日 22:20

魔王はまさかの逃げ腰野郎でしたね。(笑)
特に、終盤の回復するようになったら、逃げるだけって、せこい!!手下はそんな戦いはしなかったのに。

そして、感動のエンディングでしたねー。姫への未練を抱えながらも、新たな使命に向かう勇者という感じでしょうか。なんか、精霊に言われるがままになってる気が。あんなに大変な目に遭った勇者を、休ませてほしいです。

いやあ、ゼリアードクリアおめでとうございます!(^◇^)
最後まで、楽しく拝見しました。ひとつひとつのマップを書き、ボスをきっちり分析し、ゴリ押しが無かったプレイは、大変すばらしかったと思います。(偉そうにすみません。)
特にドラゴン戦は感動しました。最後に、ありがとうございました!!(^-^)

ムニャえもん さんのコメント...
2010年7月25日 15:42

よーたさんこんにちわ☆

ゼリアード、全クリお疲れ様です☆
ラスボスまさかのチキン野郎!!ワープは百歩譲っても回復しながらの
ムーンウォークはチキン度MAXですな。

エンディングではまさかの「あなたの修行は始まったばかり。立ち止まることは許されません」発言(爆)
よーたさんの「姫と結婚してここで暮らすんだって!何いってんの?」発言に笑ってしまいましたょ☆

まったく、魔王を倒したら世界が平和になるのはパターンやで!
最後までストイックなゲームでしたね(笑)

要望ではないのですが、もしよーたさんの負担にならないのであれば総プレイ時間やコンティニュー回数などの情報も知りたいです☆

長編タイトルほんとにお疲れ様でした☆面白かったです☆

よーた さんのコメント...
2010年7月25日 19:06

◆jonyさんへ
確かに,魔王の戦い方はちょっとセコイですなぁ。男らしく,力強い圧倒的な火力を見せて欲しかったですね。それにしてもデュークはどうしてあんなに精霊の言いなりなんでしょうか? なにか弱み握られてるんですかね? それとも「勇者」っておだてられると,弱いタイプなんでしょうか?

このゲームは,ジャンルの好みはあるでしょうが,非常に完成度が高く,難易度は高いものの努力が必ず報われるという,絶妙なゲームバランスで,最後まで飽きずににプレイすることが出来ました。マップを作成したり,ボスを分析したりするのが,ただ面倒だと感じる方には決してお薦めしませんが,そうやってこつこつ積み重ねた作業が実を結んだ瞬間の喜びを,久しぶりに感じられるゲームでした。

jonyさんには何度もコメントいただきまして,大変感謝してます。皆さんのコメントがなければ,このゲームもとても最後までは無理だったに違いありません。これからも他のゲームをがんばっていきますので,応援ヨロシクです。

◆ムニャえもんさんへ
魔王は第二形態があってもいいと思うくらいに,チキンでしたね。あれじゃぁ,いずれにしても魔王の時代は長くは続かないでしょう。僕としては,デュークは是非とも姫と結婚して,幸せに暮らして欲しかったんですが,まぁきっとデューク自身が根っからの冒険者気質なんでしょうね。ずっと一所で暮らすなんて,まっぴらゴメンだったんでしょう。

総プレイ時間は正直解りません。元の撮影データは消去してしまったので,調べる術はありませんが,今までアップした動画のトータルが17時間ほど。カットしている部分も多いので25時間くらいはプレイしてるんじゃないかと思います。最近のゲームで考えるとさほど長い時間ではないですが,この頃のゲームとしては長い方でしょうね。

コンティニュー回数に関しては,死亡シーンは確か一度もカットしていないと思います。カットしてあってもおそらく1~2回。ですので,ほぼお見せした回数だけ死んだってことですね。まぁ基本的には僕の動画はどれでもそうですが,死亡シーンはカットしないんで,気になるようでしたら全部見て数えてもらえば解ります。
(^-^)

ムニャえもんさんも,何度もコメントありがとう。皆さんのコメントは大変はげみになりました。まだまだやってみたいタイトルがあるので,これからも応援ヨロシク。

mizuki さんのコメント...
2010年8月1日 15:23

おじゃまします(*´ω`*)

遅れ馳せながら、ゼリア―ド最後まで拝見させていただきました。
クリアおめでとうございますッ★

ラストの魔王戦も、あと少し!というところで見ているこちらも思わず手に力が入っちゃいました。
あと、いまさらですが(>ω<);;
Lv.7のダンジョンのドラゴン本当に強かったですね。
勝ったときは嬉し泣きしそうな勢いでした~(;ω;)w

よーたさんの手書きマップや実況のおかげで、置いてけぼりな気持ちもまったくせずに、存分に楽しむコトができました。
エンディングもいろいろおもしろかったですね(^ω^●)
精霊の奴隷ww

これからも応援してますッ♪

よーた さんのコメント...
2010年8月1日 19:20

◆mizukiさんへ
おひさしぶりです。最近コメントがいただけないので,見てもらえてないのかな~なんて思ってました。
(-^∇^-)

ドラゴン戦は本当に厳しかったですね。バカみたいに難しかったです。
(;>_<)

最近,海外にゼリアードの攻略サイトを見つけて,そこでドラゴン戦の攻略法を読んだんですが,はっきりと「普通には倒せない」と書いてありました。「体力を減らした状態で,ボス部屋前の青薬を取り,回復中に一気にドラゴン戦へ突入し,ダメージを気にせず,ひたすら斬る!」のだそうです。

きっと,そうやって倒した人がほとんどなんだろうと思います。でも,ゲーム作者が用意した倒し方は,きっとそうじゃないと思うんです。僕のプレイは時間がかかりましたし,根気も必要でしたが,なんだか作者の期待に応えてあげられたようで,それを読んでじんわりと嬉しさが込み上げてきました。

手書きマップも決して見やすくはありませんが,あれを見ながら動画を楽しんでもらえたなら,凄く嬉しいです。これからもどんどん動画をアップしていきますので,どうぞ楽しんでやってくださいね。

mizuki さんのコメント...
2010年8月1日 23:18

そんなコトないですよ~(●>ω<)/
よーたさんの実況、楽しく見させていただいてますッ♪
コメントするのは随分久しぶりになってしまいましたケド…(;ω;)

やっぱりドラゴン戦は誰もが苦戦を強いられてるんですね;;
ボス目前の青薬は、きっと作者さん的には強敵を前にしたプレイヤーへのせめての贈り物(…?)みたいなもので、よーたさんのように何度も分析を重ねた上で正々堂々とつかみ取った勝利こそ、作者さんからすれば本望なんじゃないかなぁと、私もそう思います(*^ω^*)
じゃなければ、あんな感動も得られなかったかも?!ですし★

他のシリーズも、どんどん拝見させていただきま~す*

よーた さんのコメント...
2010年8月2日 21:10

◆mizukiさんへ
そっか,ずっと見てもらえてたんですね。嬉しいです。

ゼリアードは日本のゲームですが,なぜか海外にもけっこうファンの方が多いようで,海外の紹介サイトがいくつかあるみたいですね。やはりドラゴンは「全ての敵の中で最も危険で,最も難易度が高い」と書かれており,世界中のプレイヤーが苦戦しているようです。

苦労した分,ゼリアードは僕の動画の中でもお気に入りの一本になりました。これからもこれを越えるような動画を目指して頑張るんで,応援お願いしますね。

ゆいすけ さんのコメント...
2010年11月26日 13:28

よーたさんはじめまして。
長編ゲームのクリア、お疲れ様でした。全編楽しくみさせていただきました。
ラスボスとの戦いでは息子(小1)と一緒に見ました。
見た事も聞いた事もないタイトルでしたが、これほどまでアクションレベルが高いゲームとは思わなかったですねー(特にドラゴン戦は)。
自分はゼルダ(ほぼ全て)、ロックマン(1~6)などプレイしましたが、それらを超える難易度だったと思います。ゼル伝時空も良かったですよ~。ダババも持ってましたので懐かしかったですね。実況を見てまたエミュでプレイしたくなりました。ちょくちょくお邪魔させていただきますので、これからも面白おかしく、また真剣に実況してくださいね。

よーた さんのコメント...
2010年11月28日 17:07

◆ゆいすけさんへ
最後まで見ていただいて,ありがとうございます。あまりメジャーなゲームではないですが,明確なコンセプトとプレイヤーに媚びない難易度,秀逸なバランス調整で,かなり楽しむことができました。
ゼルダは僕もほぼ全てプレイしております。純粋なシリーズ作品としては「不思議の木の実~大地の章~」のみが未プレイですので,機会があったら公開できればと思っています。他にも出来の悪い動画がいくつかありますので,もしよろしければお子さんとご一緒にどうぞ。

そらお さんのコメント...
2013年9月23日 1:04

今更ながら楽しませていただきました。
レトロゲームらしい難易度や当たり判定に、
よーたさんが適応していく過程が素晴らしかったです。
見どころはやはりドラゴン戦でしょうか。
倒した時は私も「おし!」と声が出ました。

新しい実況も追いかけながら拝見したいと思います。
楽しい実況をありがとうございます。

よーた さんのコメント...
2013年9月24日 18:17

◆そらおさんへ
ドラゴン戦は本当に苦労しただけに,心の底から嬉しかったです。あんな嬉しさを経験できたのも実況のおかげ,見て下さる方々のおかげですね。まだ初期の頃の動画なんで,見づらい部分もあると思いますが,楽しんで頂ければ幸いです。

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