スウィートホーム:第19回(最終回)


「その手に青い灯をつけ,苦労を労ってやろう」の巻♪(てか最終回)

薄暗い地下道の奥には秘密の小部屋。そしてその部屋でついに子供の棺を発見する。自らの霊を打ち負かし,子供の棺を手に間宮夫人に立ち向かうのは5人の勇者,ではなく一般人のかずお様御一行。死力を尽くした戦いの後に待つものとは! ついにスウィートホーム最終回です!






雑記 (動画を見てからどうぞ)

いやぁ,ついにエンディングを迎えましたね。長かったような短かったような,それでもスウィートホーム漬けの2週間でした。それにしても,やっぱり一番の謎は「山村さん」の正体でしょうね。(最後の振り向き男も気になるけど…)

子供の棺を地下の奥深くで見つけますが,アレを隠したのは誰なんでしょう? やっぱり間宮一郎氏だと思うんですよね。というか,間宮氏は,夫人を倒すために必要となるであろう道具を屋敷中に隠し,フレスコ画にヒントを込めて描き,いざというときに備えたんだと思うんですが,そうすると「山村さん」を間宮氏と考えるとちょっとおかしいような気がします。

子供の棺の部屋で会った半身男は先発隊のメンバーのひとり(おそらく「たかし」)じゃないかと思うんです。その男が「や…やまむらか?」と言ってますんで,山村さんは先発隊の一員か,あるいは先発隊のメンバーと親しかった人物じゃないかと思います。それで先発隊と協力して間宮夫人を倒すために頑張っていたのではないかと考えられます。

山村さんは間宮氏が隠した道具を先発隊と一緒に苦労して探し回ってるわけで,「山村さん=間宮氏」とするとよく分からなくなりますよね。自分で隠しておいて隠した場所が分かんなくなっちゃったんでしょうか? やっぱり変です。じゃぁ山村さんって誰?

山村さんは婦人の目覚めに責任を感じていることから,もしかしたら供養塔を掘り起こしたヒトなのかとも考えたのですが,子供の棺は間宮氏の手によって地下室に安置されて,供養塔には地下室の鍵があるだけですから,それもなんだかちょっと変。

うーん,なんだかよく分かりませんが,これを書いているうちに,やっぱり「山村さん=間宮氏」でいいんじゃないかとも思えてきました。間宮氏は婦人が目覚めることを予見し,その準備を屋敷中に施します。目的は分かりませんが,供養塔を荒らし婦人を目覚めさせたのはおそらく先発隊。彼らはもしかしたら間宮氏の友人だったのかもしれません。慌てた間宮氏は準備していた道具を集めようとしますが,婦人が屋敷に取り憑いたため,屋敷内部が大きく変容し,間宮氏自身も容易には道具を集められなくなった。そこで先発隊のメンバーと協力し屋敷中を探し回る羽目に…。

とまぁ,こんな感じでどうでしょう? 腑に落ちない箇所はたくさんあるとは思いますが,僕の中ではこれが今のところ一番しっくりくるかな。もっとピッタリの考えがあれば,是非とも教えてください。

ゲーム自体は実況でも言っている通り,なかなかの名作だと思います。荒削りな部分はもちろんありますが,ファミコンでこのような形のホラーゲームを作ろうという思い自体が珍しいですし,それをゲームとしてきちんとまとめ上げることに成功していると思います。今となっては入手がなかなか難しいゲームですが,機会があれば多くの人にプレーしてもらいたいゲームです。

さて,スウィートホーム楽しんでいただけたでしょうか? まだまだ動画作成が未熟で,振り返ると赤面するような箇所も多いですが,通して楽しんでいただけたら嬉しく思います。まだ「すってはっくん」と「ダババ」が終わってはいませんが,近々それと平行して,新シリーズ「ゼルダの伝説 不思議の木の実 時空の章」を始めていきたいと思っております。全く毛色の違うゲームですが,見ていただけると嬉しいです。

それでは全19回。応援ありがとうございました。

17 コメント:

シュウイチ さんのコメント...
2010年4月10日 1:08

よーたさん、こんばんは。

スウィートホーム全クリ、おめでとうございます、そしてお疲れ様でした。
全員生存でのエンディング、やっぱり謎ですよね。何人死んでるかでエンディングも変わるので(魂の浄化や供養塔への祈りなど)、実は死んでる方が僕的にはスッキリします。
最後の最後でお気づきになられましたが、実はアイテムには敵に対して効果のある物があるんです最終的には殴った方が強くなるんですけど、初めの内はだいぶ助かるんですよ。
例えば『○板や丸太は、人形や土男系○消火器やバケツは、人魂系○ハンマーは鏡や壁顔、スケルトンとか○ボーガンは犬系○ロープは鎧系○水晶玉と土偶は全ての敵に効果ありです』
加えて、最強の武器は三又の矛で屋敷内に2つ存在します、よーたさんは一つ流砂に飲まれてしまいましたね(^^;)
次に強いのが銀の剣になりました。
チート的な隠しアイテムもありますが、もし暇があったらやり込んでみるのもいいかもしれません。
何はともあれ、お疲れ様です、すってはっくんや次回作も楽しみにしています。

よーた さんのコメント...
2010年4月10日 20:23

>シュウイチさんへ
そうですか,死んでる人間がいるとそんなにエンディング変わるんですね。機会があったら試してみようかな…。アイテムも戦闘にそれほど役に立つとは…。僕は最初にライター使ったくらいで,それから全然使わなかったですね~。
(^_^;
まぁなんにせよ,ようやくクリアです。これで落ち着いて次に進めます。新シリーズも期待してくださいね。

mizuki さんのコメント...
2010年4月11日 20:59

クリアお疲れ様でしたー!(*^ω^*)
おもしろかったですよ♪

終わりの映像は「んッ?w」でしたが、
山村さんの正体も最後まで謎でしたね(つ´ω`)

よーたさんの言う山村=間宮氏説、ありえますよねぇ。
山村さんおじいさんでしたけど、30年前ならちょうど間宮氏ぐらいの年齢でもおかしくないですし…。
あと間宮夫人を倒した後に使用人が言った「山村さんは間宮夫人のしたことに責任を感じてる」ていうのも、ちょっと気になりますよね。
いったい何者なんだろう(・ε・;)
こういう謎が残るところもスウィートホームの魅力な気がします♪
いろいろ推測できておもしろいですね。

でわ、これからはっくん見たいと思いマスww

よーた さんのコメント...
2010年4月12日 20:58

>mizukiさんへ
コメントありがとー。映画を見ると分かるのですが,本来は田口とアスカは生き残れないことになってるんです。とすると,田口とアスカが生き延びてしまう全員生存クリアは,もしかしたらベストエンディングではないのかもしれません。謎の多いストーリーですが,なぜか心引かれる魅力を持ってますよね。スウィートホームも無事終わったんで,はっくんもどんどんアップしますよ~。お楽しみに。

ムニャえもん さんのコメント...
2010年6月19日 16:00

こんにちわ☆じぃちゃんちにあったこのゲーム・・・幼い自分には恐怖そのものでした。。なんだか仇をとってもらった気がします☆笑

面白いですよねぇー(よーたさんのプレイ)☆
僕も田口の下半身は裸だと思います!!
思ったんですけど・・・先行者(たかし、けんじ、えつこ、しょうご)ですが、全員いましたね。メモには4人以外の名前は出てこないことから彼らは「4人」パーティーだとほぼ断定できます。
「や、やまむらか?」と発言する犠牲者がいたこと、かずおたちに名前以外の個人情報を与えなかったことからやまむら老人は屋敷or事件になんらかの関係があり、生存者たちに情報を与えていたことを示唆しています。

「もういっしょにいけないみたいだ・・・」とトロッコの部屋で骸骨になっていた人物、「たかしに伝えてくれ、湖の銅像は押せると」とスライドのある部屋で発言していた人物が
けんじとしょうごであると推測されます。

「えつこ・・・どこだ?」と発言した人物、「たかしさんがひとりでふじんを倒すって・・・おねがいとめて」と発言していた人物(写真のある部屋)が
たかしとえつこであると推測されます。

よって、全員が犠牲になっている時点で たかし=やまむらたかし という説は否定されます。

・間宮家には子供がいたことから当時婦人は一般的に30才前後。
・一郎も一般的に30才~35才前後の設定だったのでは?
・ふじんが自殺して30年経っている。

ということから一郎は60~65才!
やまむら老人は間宮一郎その人の可能性が高い。というのが動画を見ての見解です。

長くなりましたが、よーたさんの話も動画もとても楽しめました☆
もう一つ仮説ですが、「~だべ」、「おっかないなぁ」等の発言からよーたさんは北海道の人だと推測されます☆笑

よーた さんのコメント...
2010年6月19日 19:55

◆ムニャえもんさんへ
はじめましてムニャえもんさん。
おじいさんがスウィートホームを! と言うことはムニャえもんさんはベリーヤングですな。こんなおっさんの実況を見てもらえて嬉しいです。

さて,なんだかしっかり考察されちゃいましたね。ここまで証拠をそろえられると,反論のしようもないです。まぁ「やまむらたかし」説は単なる思いつきで,ちょっと苦しいけどそんな意外性も面白いかなと思ったんですよね。僕もやっぱり「間宮一郎=やまむら氏」と考えるのがしっくり来ると思います。

それにしても,言葉のチョイスで僕の生息地まで推理されちゃいましたね。僕の生息地はあえて伏せておきますが,北海道には確かに住んでいたことがあります。僕は地方の言葉がけっこう好きなんで,どこの方言だろうが,気に入ったらチャンポンで使ってしまうところがありまして,詳しい方が聞いたら「メチャクチャだ…」と思われると思います。特に「おっかない」は大好物…,でも「おっかない」は関東でも使うと思いますよ。
(^◇^)

sakuracb400 さんのコメント...
2010年6月22日 14:13

はじめまして!全部拝見させていただきました。当時小学生(年齢がばれますね^^;)だった私は、あまりの怖さ&難しさで挫折した記憶が…。カセットが怖くて見えないところに隠したりしていたぐらいです。

今見てもやはり怖いですね~。でもよーたさんのおもしろ実況のおかげで怖さがほんのり中和されて観ることができました。ウン年越しのモヤモヤがすっきりした感じです。ありがとうございました!

中古で買ってプレイしたい気もしますが、またカセット隠したりするかも、です。

よーた さんのコメント...
2010年6月22日 21:42

◆sakuracb400さんへ

小学生にはちょっと怖いですよね。今の小学生であれば,バイオとかサイレントヒルとかを平気でプレイする子も多いんでしょうけど,僕も小学生の頃は全然免疫が無くて,ホラー映画のCMをみて寝られなくなったことがあります。
(^^;

ホラーの演出に関してはやはり今の高画質・高音質のゲームには及びませんが,それでも当時の技術でここまで恐怖を演出することはすごいと思います。山村氏の死亡シーンなどは,いま見てもゾッとしますね。

今でもけっこう楽しめると思いますので,プレイする機会があれば,是非どうぞ♪

ブレント さんのコメント...
2010年11月19日 4:01

よーたさん

よくがんばりました!すは日本以外どこでもはつばいされませんでした。結局任天堂のVCであそべるかもしれません。

とりあえず北米編がありません。でもよーたさんの古典ゲームの社を見つけたのでよかったですよ。

スウィートホームが20年前以上発売されたのにとても怖かったですね。敵や主人公の死んでいることも激しいです。

じゃ次のゲームで頑張ってください!

よーた さんのコメント...
2010年11月19日 22:20

◆ブレントさんへ
 ありがとう。スウィートホームは著作権の関係上,VCでも遊べないと思います。古いゲームですが,演出がうまいので,結構怖かったですね。本当は海外の方にも楽しんでもらいたいんですけど,残念です。

なつき さんのコメント...
2011年10月30日 11:52

よーたさん こんにちは(*^_^*)
スウィートホーム良いですね!!多くの謎解き、やりがいがありそうです!動画もとてもおもしろかったです。

でもその一方、とても怖い(@_@;)噴水の水、焼却炉、山村さんの死など・・・。もう、よーたさんの実況がなければ乗り越えられませんでした!

間宮夫人が成仏していくところは何だか切なく、涙がでそうでした。夫人もきっと、家族と幸せに暮らしたかっただけなんですよ(/_;)
からの、エンディングはまさかの振り向き男というオチでこれで終わり!?って感じでスッキリしませんでした。(笑)間宮夫人の成仏で終わってよかったのに~。

ちなみに映画も見ましたが、たぐちさんの半身男状態のところでギブアップでした。。。ひとりで見るのはまず無理ですねぇ((+_+))

うん!また良いゲームに出会えました。よーたさん ありがとうです♪

よーた さんのコメント...
2011年11月5日 22:51

◆なつきさんへ
古い動画も楽しんでもらえてうれしいです。結構ヒントが分かりにくかったり,アイテム数の制限があったり,いやらしい(面倒くさい)部分もありますが,なかなかの好演出で楽しんでプレイできました。間宮夫人の強い想いが伝わってきて,僕も切ない気分でクリアを迎えました。映画では一番ショッキングな部分が半身男のところだと思うので,そこさえクリアできれば最後まで見られると思いますよ。

ゲンゴロウ さんのコメント...
2012年3月1日 23:11

初めまして。古い記事へのコメントですみません。
このゲームはやったことがありませんでしたが映画の動画を探していて、youtubeにてこの動画を見つけ拝見しました(youtube→このブログ)。

当時も含め小学生には怖いしやや難しいかと思いますが、人物が生き返らずそれによるエンディングの変化、アイテムの取捨選択など、ゲームのシステムは緊張感があってとても面白いと思いました。良くあるRPGのように「そんな大量の道具持ちきれんだろ」というのではなく持てる数が少ないため思考と葛藤を生むのが良かったです。映画本編を活かしつつ本編よりも面白いと思いました。
動画中で何度も愚痴られていたように、ファミコンのボタン数が少なく切り替えなどが面倒だなと思いました。例えばDSならABXY+LR+タッチもあるような状態なら設定などで自由に切り替えられてもっとやりやすくなるのにと思います。

自分でも調べて知ったことで、既に書かれていますが権利の諸問題で映画もゲームも再販・リメイクが難しいのが残念です。システムの改善・キャラや敵、罠の追加・もちろんグラフィックも更に怖くなどすれば面白くなりそうな素材なのに。

まだこのゲームの動画しか見終わっていませんが他の動画も楽しみに見ていきます。たまに隠れキャラのように聞こえてくる犬の声が愛らしいです。

よーた さんのコメント...
2012年3月15日 11:30

◆ゲンゴロウさんへ
このゲーム,本当によく出来ていると思います。ホラーの雰囲気を壊さず,普通の人間が主役を務めるRPGという点から考えると,このシステムは秀逸ですね。惜しむらくは仰られるとおり操作性に難があること。今のコントローラーであればもっとスムーズに操作できると思います。リメイクは難しくても,本システムを元にした後継の作品がでてもいいのになって思います。

アセロラ さんのコメント...
2012年5月6日 11:12

はじめまして!
友人が子供のときに「人気ゲーム」の懸賞で当ったけど怖すぎてPLAYできなかったと聴いて興味を持ちました(笑)
私自身は子供のころにこの映画をよく見た(?)記憶があります。同世代の誰も覚えてなかったんですがYOU-TUBEで発見したときは嬉しかったですね
山村さんの恐怖映像は映画のインパクトそのままかも。

しかし動画を見てかなり難しそうなゲームだと思いました。何の意味があったのか分からないアイテムもいくつかありますし。鉄の棒とか滑車とか。
最短ルートでクリアする動画と違いプレイヤーの悶絶感が伝わって楽しかったです。(笑)

ファミコン時代は攻略サイトなどありませんでしたがゲームの本数が少なかったのでクラスメートに攻略法を教えてもらったりで難しい部分もクリアできましたね。でもこのゲームを一人でやるのは……(笑)

とってもお疲れさまでしたという感じです。

モモ さんのコメント...
2012年12月7日 22:32

はじめまして!
ゲーム実況を探していて、夫婦で夜一緒によーたさんの動画を見るのが日課になっております。
すごく丁寧に実況してくださるのでとても落ち着いて楽しく、ほとんどゲームをしない私にもわかりやすくて嬉しいです。

スイートホームを見たいのですが、動画が見られないようなので、お時間あるときにまたアップしてくださると嬉しいです。

では今夜はシャドウオフメモリーズを見たいと思います!

ムニャえもん さんのコメント...
2020年8月29日 21:51

よーたさんこんばんは。私が上に考察コメントを書き込んで10年が経ったみたいです。いつかよーたさんが見てくれることを期待して追記します。

当時、本ゲームの設定に関する漫画が1つ出ていたと知り、読みました。御茶漬海苔さんという漫画家が書いた「御茶漬版スウィートホーム」という読み切りマンガで、検索すれば今でも見られます。
そのマンガでは、やまむらは屋敷の使用人とも一郎の弟子ともとれるような立場として描かれ、間宮一郎とは別の若者でした。マンガの内容と合わせると、エンディングで執事の霊が「あの方、奥様のされたことに責任を感じておられて…」といっていたのは間宮夫人が精神を病み、近所の子供の誘拐を止められなかったという部分を指すようです。そして屋敷に悪いことが起き始め、屋敷を近くで見守っていた、という設定でした。

原作がどんな設定だったのかはわかりませんが、「そのまま描いて映画を観た時の楽しみが減ってはいけないので30年前を描いた」、「映画のエピソードを元に漫画化した」と書かれていることと、物語の大きな謎の核心の内容でもあるということで、そのあたりの事情も考えると漫画家さんの想像ではなく、許可を取り、設定を見たり聞いたりしたのではないかと想像してます。

また実況動画の投稿をお待ちしております。

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